日本車は故障しにくいということで世界的に高く評価されています。毎日乗っていても、壊れないというのは本当に驚くべきことです。それに対して外車は、最近は随分と壊れなくなってきたとはいえ、日本車と比べれば故障の発生率は高く、その分メンテナンス代がかかってしまいます。外車の中古車の買取価格が安くなりがちなのも、ここに原因の一つがあります。
しかし、いくら壊れにくいとはいえ、全く壊れないわけではありません。機械ですからいつかは寿命が来ますし、定期的に交換しなければならない消耗部品もたくさんあります。日本ではクルマを安心安全に運転できるように、法律で車検を受けることが義務付けられています。その際に検査にパスすれば良いという発想ではなく、2年後の次の検査まで安心して乗ることができるように、整備していきます。
たとえば、ブレーキパッドの残りがまだ半年ほど残っている場合、次の検査が来る前に無くなってしまうことが分かっているので、早めい交換してしまいます。こうすることで安心して乗ることができるようになるわけです。日ごろから自分でメンテナンスをすることができる方は別として、そうでない方は早めに消耗部品を交換していくのがおすすめです。